アーチパイプってどんな物?
アーチパイプって種類があるの?
調べたいけど、どうやって調べるの?
そんな疑問に答えます!
これを見ればアーチパイプが理解できますよ!
今回はパイプハウスの主骨材でもある【アーチパイプ】について記事にします。
この記事を読めばアーチパイプに対する疑問が消え、DIYなど自分で建てたい方を手助けになると思います!車庫としても使えます!
わからない事があれば気軽にお問合せ下さい!
アーチパイプとは
パイプの主骨材でもあるアーチパイプですが、どのような形をしてるかというと
このように直管を途中から曲げて作られています。2本を峰(頂上)で繋ぐ事で使用できます。
地面に挿す方はこのようにつぶして入れやすくしてあります。
地面に挿し込む深さは30㎝~40㎝です。
アーチパイプの事はわかるからフィルムが知りたいという方はコチラ
外ジョイント
アーチを地面に挿し込み、峰(頂上)で繋ぐ部品を外ジョイントといいます。
こんな形です。
外ジョイントはアーチを差し込む為、ひと回り大きな径をしています。
19用なら22x180x30°
22用なら25x200x30°
25用なら28x210x30°
外ジョイントの角度が30°です
このような規格です。購入はお近くの農協やコメリなら置いてあると思います。
2本のアーチを差し込むとこのようになります。
実際に施工する際は、両側のアーチを地面に挿し込んだ後脚立等に上り峰を繋ぐことになります。
アーチの種類
アーチには様々な規格やサイズがあります。
ではどのように規格を選ぶのか解説します。またこれを知っていればコメリ等にある規格品のアーチがどれくらいのハウスになるかわかります。
間口を決める
アーチパイプを選ぶ際最初、にやる事はどれくらい大きいハウスを作るか選ぶ事です。
建てる場所や準備についてはコチラの記事から
今回は少し大きいですが間口5.4mのアーチを例にします。
地面に挿し込む深さ
次に地面に挿し込む深さを決めます。
間口5.4mでは30㎝~40㎝で良いと思います。ここの選択は10㎝単位で良いので今回は40㎝とします。
地面から肩までの高さ
次は地面から肩までの高さです。
ここで重要なのが、ある程度人が作業しやすい高さを選ぶ事です。
地面から肩までの高さを決めるので、この高さが低いとハウス内部の側面での作業は腰を曲げて行わなければなりません。選択範囲は1.5m~2.0mで選びます。今回は1.8mでやります。
これで上の写真、矢印の長さがわかりました。
『間口』『地面差し込み』『肩までの高さ』の希望をお近くの農協等に伝えるとパイプ加工業者がある程度希望通りに曲げてくれます。
規格品からハウスをイメージする
最後に実際に店頭等で販売している規格品のアーチからどんなハウスが作れるかイメージする方法を説明します。
店頭で販売しているアーチパイプには、想定の間口とパイプの規格が記載してあります。
コメリではこんな感じです。
2間半用なら1.8x2.5=間口4.5m
3間用なら1.8x3=間口5.4mとなります。
記載してある寸法は直管の規格です。
『パイプ径』『厚み』『パイプ長さ』の順番です。
なので『パイプ径19.1㎜』『厚み1.2㎜』『長さ4.2m』となります。や
『パイプ径22.2㎜』『厚み1.2㎜』『長さ4.8m』となります。
ここでコメリ直管の2間半用パイプの直線部分を1.8mとします。すると…
『地面への挿し込み』が30㎝とすると
『肩までの高さ』は150㎝となります。
直管の長さは4.2mなので残りの2.4mが屋根用の長さになります!※余尺を忘れずに!
まとめ
今回はアーチパイプがどんな物なのかや種類、注文の方法や規格品のイメージの仕方などを解説しました。販売店やメーカー等により多少違いはありますが、今回の記事を参考にイメージや購入をして頂けると幸いです。
コメント